治療院だよりvol.18
治療院便り|2018年04月05日
(味)
東洋医学では西洋医学でいう臓器に近い存在として、肝・心・脾・肺・腎
という五臓があります。
この五臓に対応する味というものがあります。
肝→酸
心→苦
脾→甘
肺→辛
腎→鹹(しおからい)
となります。
例)
酸っぱいものの摂取が不足すると肝の機能が低下する、酸っぱいものを過剰に摂取すると肝と関係する体の部位に不調が起きるというような考えです。
ここから発展するのが食養生というものなのでしょう。
自然の中に生きる人間が自然の摂理の影響を受けるように、食べるものの味で身体の中が好調になったり不調になるという考え方も面白いとおもいませんか?