
菊池さんは足の趾が痛くて整形外科に通ってみたものの痛みはなくならず好きなランニングを出来なくなってしまいランニング仲間の山本さんのご紹介で来院されました。
今までの病歴や障害歴や今回の左足趾の痛みの経緯を聞いて痛い所のテスト、チェックを行いました。
結果、左第3趾のモートン神経腫ということが判明。
ランニングなどによる左脚での踏ん張り、地面への接地時間が右脚よりも長いといった影響などで負担が多くかかっていることから距骨、舟状骨、楔状骨、第2、3中足骨の可動性が低下してしまい足部全体で接地時の衝撃吸収ができなくなっているために第3趾周辺に繋がる脛骨神経から足底神経に過剰な刺激が加えられてしまい足底神経の一部が神経腫となっていることを菊池さんへ説明させていただきました。
この神経腫がランニングや歩行、足を着くといった動作での鋭く強い痛みの原因でした。
整体治療で距骨、舟状骨、楔状骨、第2、3中足骨の可動域を改善させるために関節アジャストと関節モーションを施術。
傷んだ脛骨神経から足底神経には鍼治療で炎症を取る施術。
この整体と鍼の併用ちりょうにて術後には痛みなく足を着けるようになりました。
歩行、ランニングでも痛みが無くなるように同様の整体、鍼治療を5回治療すると好きなランニングをしても痛みが出なくなっていただけました。