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黒柳優子さんは
五十肩に悩まされ続けて一年半。
とにかく睡眠時の痛みが強くて困っておりました。
話を聞いていくとマッサージや接骨院、整体、整形外科にも行っても全然良くならないとのことで辛い一年半を過ごしていますと話されました。とても暗い表情だったのを覚えております。
腕を後ろに引いたり、上に高くあげたりすると痛いことが少し前にあったのですが一年半前のある夜から寝ているときに激痛が発生するようになってしまったようです。
黒柳さんの五十肩の状態を調べていくと
1.肩甲骨外側の外側裂隙(上腕三頭筋、大円筋、小円筋が重なる所にできる隙間)が筋肉の肥厚により狭くなり腋窩神経が刺激されて左上腕部外側上部に痛みが出ている。(腋下神経は上腕部の外側部全体の痛覚を支配しているため)
2.使い過ぎ、金属疲労により回旋筋群(肩関節を上下左右などに動かす時に関節などに負担をかけないようにスムーズにする筋肉)が固まりうまく機能しなくなっていることから回旋腱板(肩関節周囲の4つの筋肉が4方向から集まり肩関節外側上部の上腕骨頭大結節に付着)にストレスがかかり痛みを出している。
上記2つの原因で痛みが出ていることが判明しました。睡眠時の痛みは特に原因1が影響して寝ている時に重力で上肢が下方へ下がってしまい(後方へ動く)腋窩部外側裂隙が締まってしまい寝ていられないほどの激痛が生じている。
日常生活動作で左腕を高くあげたり後方へ動かすと生じている痛みは原因2も影響して