治療院便りvol.81 ヤクルト クライマックスシリーズ 優勝
2年連続セントラルリーグ優勝の
ヤクルトスワローズがクライマックスシリーズも三連勝で見事に優勝🏆
おめでとうございます!
三冠王の村神(村上)様を中心としたバランスの良い強力打線に中継ぎから抑え投手の安定感による力で他チームを抑えたように見えます。
高津監督の采配、選手起用も見逃すことはできませんし監督、コーチと選手達の信頼しあっている感じがチームの雰囲気にも出ていて全員野球、全選手スタッフが最後まで諦めないで良い緊張感を保って1シーズンを戦えた証なのでしょう。
いい気が漂うチームは強いですね。
東洋医学では気が悪くなると病気になると言います。
気が病むと書いて病気と読みます。
良い組織、会社、家庭には良い雰囲気が漂うものなのだと思います。
それから日本一3回の野村元監督のもとでID野球で常勝軍団を担った当時の選手達が監督スタッフとなり現役選手が優勝、日本一のメンタリティーを肌で学び勝負どころをわきまえて勝負強さを発揮できた点も大きかったと思います。
さてヤクルトスワローズは2年連続日本一に輝くこととなるのでしょうか?
パリーグはオリックスバファローズが4勝1敗で日本シリーズ出場が決まりました。
2年連続、同一カードとなり二連覇かリベンジかでヒートアップして熱い試合となるでしょう。
盛り上がるプロ野球!
ドラフトもあります。
私には心配事が一つあります。
2年前のドラフト一位指名の奥川投手。
ヤクルトスワローズの奥川投手の状態です。
昨シーズンは2年目ながら日本一の立役者になるほどの活躍をして今シーズンはさらなる活躍が期待されていました。
開幕投手にも選ばれてマウンドに上がりましたが体に異変があったようで途中降板となってしまいました。
上半身の体調不良という発表でした。
今はファームで調整中です。1シーズン調整ということは相当な不良状態なのではないかと心配してしまいます。
今シーズン前のオープン戦でも今ひとつの調子で昨シーズンのようなボールが投げられずに失点が多く不安視して見ておりました。
奥川投手の魅力は伸びのあるストレートとコントロール抜群の制球力にあります。
下半身の安定感が無く上半身がブレてしまってコントロールが定まらなくなっているようでした。
また下半身が安定しないために下半身から肩や腕に力が伝わらずにそれでも強いボールを投げようとするため余分な力が肘や肩に入り怪我の原因になってしまいます。
下半身の安定には粘りが必要。
下半身の粘りを生み出すためにはマウンドに立った時のよい姿勢(腰が入いる)、体幹の筋力、体の柔軟性が不可欠です。
奥川投手には肘や肩の怪我ではないことを願います。そして早く復調して活躍してもらいたいとヤクルトスワローズファンではありませんが思ってしまいます。何しろ日本のエースになれる逸材ですから。
腰が入った姿勢は野球のピッチャーに限らず一般の我々にも必要な姿勢で腰痛予防にもなります。
良い姿勢はスポーツに限らずパフォーマンスを向上させてくれます。(勉強、仕事、家事etc…)
床に対して直角(鉛直)に立てていますか?
腰が入っていれば鉛直に立てます。
立てていなければ腰が抜けています。
腰抜けでは腰痛になり易いです。
太腿の前側がカチカチに固くなると腰が抜け易い状態になります。
太腿の前側が腰を前に引っ張ってしまい腰抜けになってしまいます。
腰抜けの予防、チェックに大腿四頭筋(太腿の前の筋肉)のストレッチをお勧めいたします。
腰の入った姿勢で腰痛予防、パフォーマンス向上に繋げていきましょう!
もっと良い姿勢について知りたい方はカラダの躾体操にてお伝えさせていただいております。