肩こりのある人は四十肩になりやすい 肩こり四十肩の対策は肩甲上腕リズム
お知らせ|2023年04月10日
腕を上げる動きに連動する肩関節と肩甲骨。
肩こりが強ければ強いほどこの肩関節と肩甲骨の連動が低下します。しています。
腕を上げる動作において肩関節と肩甲骨は可動範囲が「2:1」の割合で連動する。基本姿位(気をつけの姿勢)からバンザイをして肩が180°移転する時肩関節は120°しか動いていない。肩関節と連動して肩甲骨が60°上方回旋することで180°の肩関節外転は成り立っている。肩関節2:肩甲骨1の割合はほぽ一定でありこの割合を「肩甲上腕」リズムという。
肩甲骨の動きが小さいとそれにともなって肩関節の動きも小さくなるため腕が高く上がらない。
ただし肩甲上腕リズムが作用するのは肩関節の外転で30°以上屈曲では60°までは肩甲骨が胸郭に固定されるため肩関節だけが単独で可動する。
肩関節外転および屈曲の動作は主導筋の三角筋と肩甲骨上方回旋に作用する僧帽筋や前鋸筋が一緒に働くことにより力強い動きが可能となっている。