院長便りvol.109 心を丸く柔らかく - 整体、整骨、鍼灸、カイロプラクティック スポーツ障害、姿勢改善

地球は丸い
景色を観ながらあらためて丸いんだなあーと思う。日々時間に追われていると仕事や生活に必要のないことを思い出すことも考えることもない。
しかしそれでは良くないんだなと丸い景色を観て感じさせられます。
仕事や生活以外のことを行う。いつもやらないことをやる。いつもと違う感性が刺激される。
新たな発想、発見が見つかる。固定概念に囚われない。
固定概念に固執することは楽であるが進歩がない。
コペルニクスは太陽中心説→地球中心説(地動説)を唱えた。
しかし太陽中心説が常識とされているところにおいて批判、異端とみなされた。
この考えが世の中に浸透していく事により地動説は世界観を一変させたとして
この様な世界を大きく変えてしまうような概念を「コペルニクス的転回」と呼ぶようになった。
コペルニクス的転回のような大事ではなくても物事を違う角度から見てみたり発想を変えて考えてみたりしてみる事は大事なことだと思います。
治療においても固定概念、今まで踏襲されてきた方法に縛られることなく患者様にとってより良い治療となるよう研鑽していくことが必要。
そのためにタイムパフォーマンス、コストパフォーマンスなど効率だけを考え不必要なことをあまりにも抑え込むと頭が固くなり自由な発想が産まれなくなります。
これは心も固くしてしまいます。人は余裕がなくなると心が尖ってきます。
心が尖れば頭は固くなりますので固定概念に囚われた老害をおこします。老害とは若い人も起こします。
老害を起こすような人にはなりたくないものです。
丸くて柔らかい心でいるために余裕、遊び心をもって生きていっほうがいい！
それが患者様にとっても良い治療に繋がると丸い地球を見て感じました。