鍼治療で使用する鍼とはどんなもの?
針というと注射針を想像される方が多いのではないでしょうか。東洋医学の鍼治療で用いる鍼は細いです。なぜなら鍼を用いる目的はツボに適切な刺激を与えることなので注射針のような太さは必要ありません。
当院で使用する鍼は
太さ – 0.16mm(平均)
ステンレス製
滅菌処理済の使い捨てタイプ
太さは鍼治療で用いる鍼の中では細めの0.16mmを中心に0.12〜0.24mmのものを状態に合わせて使用しております。
髪の毛の倍くらいなのでとても細いです。
(日本人の髪の毛の太さが約0.08mm)
病院で使用する注射針(針管タイプ)は薬剤などを通すことや強度の確保のため鍼に比べてとても太いです。
細いものよりも太いものの方が生体に存在する侵害受容器(知覚)を刺激しやすく痛みは出やすくなります。
当院では生体への負担が少なく痛みの出にくい細い鍼を使用して効果が出るように施術しております